学校生活

2021年1月の記事一覧

【有志生徒】 相双地区学習会を安達高校と合同で実施しました

令和2年12月13日(日)に、二本松にある安達高校と合同で相双地区研修を実施しました。

午前中は双葉南小学校、旧双葉町役場、ヘルスケア―ふたばを訪問し、午後には東日本大震災・原子力災害伝承館にて見学、語り部講話、合同ワークショップを行いました。

目的は、

(1) 被災地の現状と課題を知るとともに、現場で頑張る方たちの姿から復興について学ぶ。
(2) 肯定/否定のみでは解決できない問題における双方の考えに触れ、「自分が考えた」ことを表現できるようにする。
(3) 自分が大切にしたいこと、頑張っていきたいことを言語化できるようにする。

の3点で、特に午後のワークショップでは、特に自分の考えを言語化し、発表することを重視しました。

   

安達高校生との交流は刺激的だったらしく、
生徒からは、「緊張したけれど安達高校生の先輩に応援されたことで、頑張って発表できた」「新しい出会いだったり互いの意見を投げ合うのはやっぱり楽しいことだと改めて実感しました。」等の感想が見られました。

アンケートを実施したところ、
「 相双地区をはじめとする福島の現状の理解は深まりましたか。」
「 相双地区をはじめとする福島への関心は高まりましたか。」
「 今回の研修は満足いくものでしたか。」
の3項目について、磐城桜が高校、安達高校合わせて全員が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答してくれました。

また、福島民友に当日の様子が掲載されました。。


改めて、日曜日にもかかわらず全面的に協力してくださいました双葉町役場のお二人、NPO法人ハッピーロードネットの皆様、誠にありがとうございまいた。

※ 当日は感染症対策に配慮して実施しております。その一環として30名の参加者に対して大型バスを2台借り上げました。
※東日本大震災・原子力災害伝承館学習活動支援事業を活用しております。

 

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【有志生徒】京都教育大学付属中高と2回目のオンライン交流会を実施しました。

12月21日(月)に、本校物理実験室にて京都教育大学付属中学校・高校(京教)とオンラインでつなぎ、お互いの活動報告会を行いました。
本校生徒は相双地区研修会で学んだことを、京教の生徒達はこれまで福島を学んだ経験を踏まえて、これからどのような活動をしていきたいかという発表をそれぞれ行いました。

 

京教は中学校課程より全校を上げて福島について学習を行っています。
全国の大学附属学校の先生が集まる授業研究会にて、生徒自身が福島について学んだ成果を先生方にポスターで説明する、という取り組みも行っています(こちらの学校の先生がプライベートで震災直後から福島に通い、自分は京都で何を教育で果たすべきかずっと考えていたとのことでした)

今夏、磐城桜が丘高校と京教(特に授業外でも福島について探究学習を行っている生徒達)はオンラインで交流会を実施し、お互いの地域で抱える課題について意見交換を行いました。

そして今回、本校で相双地区研修に参加した生徒のうち学んだ成果をまとめてみたいという生徒を募ったところ、6グループ集まりました。京教の生徒合同で報告会を実施できないか相談したところ、快く受けていただいたことで今回の会が実現しました。

 

報告会終了後、京教と合同チームを組んで探究課題に取り組むという生徒もでてきました。
今後の活動が楽しみです。

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【有志生徒】 ナラティブ・プレゼンテーションに本校生徒が参加しました。

令和2年12月13日(日)に郡山市で行われました、ナラティブ・プレゼンテーションに本校1年の松崎さんが参加し、プレゼンテーションを披露してきました。

福島県環境創造センター主催の当イベントにおいて、公募で選ばれた松崎さんは半年かけてプレゼンテーションや福島の現状を学び、その成果や決意を壇上で発表したそうです。
その様子は12月13日の福島民友にも掲載されました。

プレゼンの動画は2月上旬にアップする予定で、この半年間の様子はドキュメンタリーとして、次のとおり放映することになっています。是非ご覧ください。
 ・テレビ東京オンエア日 2月20日(土)16:00~16:30
 ・福島テレビオンエア日 2月27日(土)16:00~16:30

本人はこの学びを今回で終える考えはないそうで、今後も福島県について学び、そして伝えていく活動を続けていきたいと話してくれました。

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