日誌

校長あいさつ「120年の重みを噛みしめ、次のステージへ」

 本校に着任して3年目となります。

 今年度、本校は創立120周年を迎えます。福島県の進学指導重点校としての責務を果たしていくとともに、新たな魅力の創造に積極的に取り組んで参ります。

 特に2年目となる「教育コース」は、これからの本校の大きな特色となるものであり、地域と連携しながら様々な取組にチャレンジしていく計画です。本校教育の達成目標は「社会におけるリーダーの育成」となっておりますが、教育分野をはじめとして、様々な分野でリーダーとなる人材を育成すべく、全力で教育活動に取り組んで参ります。

 また、いわゆる働き方改革については、「生徒、教職員、そして社会のWell-being」の実現に向け、できるところから先に進んでいきたいと考えています。様々な改革が必要となると思いますが、それらもその先に、先生方の成長物語を描くことができなければ、そしてその先に、生徒の成長物語を描くことができなければ、それは改革のための改革、形だけの改革になってしまうと考えます。魂を込め、先生方、生徒の皆さんが、ここで出会い、ここでともに時間を過ごし、それが生涯の宝と思えるような学校を作っていきたいと思います。

 今後とも、地域の皆様、保護者の皆様をはじめとして、多くの皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、年度初めのあいさつといたします。

                                                   令和6年4月1日 

                            福島県立磐城桜が丘高等学校長 渡邉 学