教育コースでは、教育に携わる職業への理解や思いを深めることを目的として、いわき市内の小・中・特別支援学校様のご協力のもと交流学習を実施して参ります。
今回、いわき支援学校との交流学習を実施いたしましたので、ご報告いたします。
■日 時:11月21日(金)9:00~12:00
■場 所:福島県立いわき支援学校
■参加者:本校教育コース(教育ゼミ)2学年15名
■内 容:
教育コースの生徒たちは本プログラムの参加にあたって、10月中旬に事前学習としていわき支援学校高等部の先生からお話をいただきました(事前学習では、「特別支援学校」について、「いわき支援学校の紹介」、「市内における特別支援を要する児童・生徒数の状況」等を伺いました)。
★★交流学習当日★★
9:00 いわき支援学校到着(玄関先でいわき支援学校の生徒たちが出迎えてくれました。)
9:10~10:25 作業学習体験①、10:40~11:40 作業学習体験②
交流学習では”作業学習”に参加させていただきました。
・各作業学習班の紹介:生徒は各部門に分かれて活動しました。
| サービスワーク班(オフィスワーク部門) |
サービスワーク班(品出し部門) |
| サービスワーク班(ビルクリーニング部門) |
サービスワーク班(喫茶接遇部門) |
| ハンドワーク班(窯業部門) |
ハンドワーク班(レザークラフト部門) |
| ハンドワーク班(手工芸部門) |
リサイクル班 |
・活動の様子(抜粋)
オフィスワーク部門
ビルクリーニング部門
窯業部門
手芸部門
終わりの集い
作業学習体験後は、体育館に集合し「終わりの集い」を行いました。生徒達は活動した感想について1人ずつ述べ、交流をふり返っていました。
★★交流学習の生徒感想(抜粋)★★
・生徒さん方が親切に作業内容を教えてくれたので、楽しく交流することができました。
・いわき支援学校の生徒さんは、社会の一員としての意識が高く、みんな優しく尊敬できるところがたくさんありました。同年代のはずですが、自分よりもずっと大人だなと感じました。
・今回の交流会は、自分が将来、教員として働くうえで忘れられない経験となった。自分が教員になっても、”生徒とも共に学びを得ることのできる先生”に私はなりたいと強く思いました。
・作業学習の中で、先生方が生徒が前向きになるような言葉掛けや、生徒一人一人の個性と真剣に向き合っている姿を間近で見ることができ、生徒にとって先生の存在はとても大切なのだと実感しました。
・先生方が生徒個々の様子を見て、細やかな点にも目を向けて対応していたり、教室内外の物品を定位置に置くなど、児童・生徒が過ごしやすく、混乱しないようにしていると感じました。
・いわき支援の生徒さんが作業学習の中で一生懸命目標を達成しようとする姿を見て、私も自分の進路目標に向けて頑張らなければならないと感じました。
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今回の交流学習に際しまして、いわき支援学校の教職員の皆様、本校生徒たちに丁寧・親切に対応いただきました生徒の皆さんに改めまして感謝申し上げます。ありがとうございます。
令和7年度 教育コースでは、教育に携わる職業への理解や思いを深めることを目的として、いわき市内の小・中・特別支援学校様のご協力のもと、10~12月にかけて交流学習を実施して参ります。
今回は初回、いわき市立平第一中学校との交流学習活動(第1回)についてご報告いたします。
■日 時:10月24日(金)13:00~15:00
■場 所:いわき市立平第一中学校
■参加者:本校教育コース(教育ゼミ)2学年14名
■内 容:第1回目は、中学2年生の各教室に5グループに分かれて活動しました。
・交流活動:自己紹介、①高校の授業について(中学校での学習とのつながり)、②学習の仕方・勉強のコツについて、③中学生の自主学習ノート点検
・交流活動のふり返り、初任者から高校生へ向けて、校長先生より
◇◇◇ 生徒の感想(抜粋) ◇◇◇
・生徒一人一人への学習に対する教え方の工夫が必要だということを感じた。
・教える側としての対応の難しさを知ることができた。教える側を体験することによって学べることがあった。
・段取りや語彙力など、交流活動を通して自分の改善すべき点が見えてきた。
・中学校の生徒たちとの触れ合いは楽しい一方で、自分の言葉で伝えることの難しさも知ることができた。
・教壇に立って話をした際、自分の発言に共感を得られるとやりがいを感じることができた。
・教室全体へ向けた話し方と個別対応、生徒たちの反応に対する配慮など、教える側の立場として考えることが多かった。
・中学生時の自分の学習の反省を生かして、中学生へアドバイスを行うことができた。
(交流学習の様子)

…普段は”教えられる”立場の生徒達ですが、今回、中学生へ”教える”立場を経験して学ぶことが多分にあったようでした。短い時間でしたが、充実した時間を送ることができました。
本交流活動に際して、ご協力いただきましたいわき市立平第一中学校教職員の皆様、生徒の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。次回は11月下旬に伺う予定です。また、どうぞよろしくお願い致します。
iwakisakuragaoka
8月19日(火)、福島大学にて開催された高校生セミナーに本校生50名が参加しました!
(福島大学人間発達文化学類・福島県教育委員会主催)
◆1年生対象
・講義 「これからの学校教育を考えよう」
人間発達文化学類 教育実践コース 植田 啓嗣 准教授
・ラウンドテーブル 「7年後の学校をどう創る?~自分が先生になった時の学校を考える~」

◆2年生対象(一部3年生を含む)
模擬授業体験 希望校種・教科によって12コースに分かれ、担当教授の指導のもと模擬授業を実施



◆今年度は1年生において「ラウンドテーブル」が導入されるなど、より体験を通じた学びが展開されました。
その中で、普段会う機会の少ない、他校の教育コース希望生徒とも刺激し合えました。
生徒たちはそれぞれ、教職への想いを新たにしたようです。
本校教育コースでは、引き続き活動プログラムを計画し、生徒の夢実現を支援していきます。
8月4日(月)いわき市教育委員会主催教職員研修を傍聴させていただきました。
今回傍聴させていただいたのは次の2つの研修です。
・「授業実践講座(中学校:社会)」 ・「授業実践講座(小学校:算数)」
今回は教育コース希望生徒のうち、43名が参加しました。
初めにいわき市総合教育センター・福原知美所長によるオリエンテーションがあり、研修の目的や仕組み等についてお話をいただきました。

次に、授業実践講座(中学校:社会)を傍聴させていただきました。
授業作りの場面を見学し、生徒たちも新たな気付きを得たようです。


会場を大ホールに移動し、「授業実践講座(小学校:算数)」を傍聴させていただきました。
生徒が実際に計算を行う場面等もあり、皆、充実した時間を過ごせたようです。


最後に、リフレクションの機会を設けていただきました。生徒たちも各々の学びを整理できたようでした。


以下、生徒たちの感想の抜粋です。
・毎日授業があるのに、先生方はどうやって教材研究や児童生徒対応に時間を割いているのか、疑問に思った。
・先生方は「たとえ話」を多用している。どうやって着想を得ているのか?
・児童生徒に対して出来たことを褒めると、出来なかったことが悪い、となってしまう。
だから、そこまでの過程や努力を褒めてあげるとよいという言葉が印象的だった。
・先生方も、他の先生の面白いと思う授業を参考しているんだなと気付いた。
・数字や計算を教えるのではなく、見方や考え方を教えることが大事であるということに気付けた。
本校では、将来先生になりたい、教育に関する仕事に就きたいという生徒のために、「教育コース」の取組がより充実したものとなるよう努めて参ります。今回の取組にあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき市総合教育センター所長・福原知美様、並びにいわき市教育委員会の皆様方に深く御礼申し上げます。
◆7/24、講師にICT支援委員の谷口志伸様をお招きし、グラフィックデザインツール「Canva」の講習会を開催しました。
◆画像編集や動画編集、また、レジュメや課題作成など、校務に直結する内容をご教授いただきました。
◆今後、様々な場面で活用していきたいと思います!Canvaで作成した当日の様子です!

令和7年度の「教育コース」初回プログラムとして、「教育実習生との懇談会」を開催しました。
期日:令和7年5月7日①、14日②(火)15:30~(50分)
対象:教育コースの1,2,3年生希望者 合計49名
教職や教育関係に関心の高い生徒たちがグループに分かれ、教育実習生に直接質問を投げかけました。
★質問抜粋★
質問1) 教師を目指すにあたり、高校時代にやるべきことは?
質問2)教員になりたいと思ったきっかけは?
質問3)教員を目指すにあたり、教育学部と他学部どちらがいいのか?
☆特に印象に残ったこと・感想など☆
感想1)教師を目指すにあたり、勉強することや目指す理由、大学・高校時代にやっておいた方がいい事などをうかがうことができました。
感想2)時間の使い方を見直そうと思った。教員(という職業)への興味を持つことができた。
感想3)教育実習生が悩んでいること(ホームルームが難しい:教科指導以外でもやるべきことがある)や今後の進路にとって英語の学習が大切であることを知ることができた。

初めのうちは緊張していた生徒たちも会の終盤にかけて、発問を積極的に行う姿が見られました。
また、今回、貴重な時間を生徒たちに割いて協力してくれた教育実習生の皆さんにも感謝です!
ありがとうございました。
iwakisakuragaoka
12月9日(月)第2回 平第一小学校との交流会「いわき・桜タイムズ」が開催されました。11月18日に開催された第1回の訪問に引き続き、2回目となります。生徒14名が参加し、自分たちが企画したものを各担当クラスで披露しました。
折り紙を一緒に折ったり、ジェスチャーゲームをしたり、一人一人が子どもたちを楽しませようと工夫していました。
用意したパワーポイントが映らないなどのトラブルに見舞われることもありましたが、臨機応変に対応している姿が見られました。
最後に教頭先生から、小学校教員のやりがいや現場のリアルな雰囲気、大学での過ごし方についてお話をいただきました。
代表生徒は、「今回は2回目ということで、新たに感じた楽しさややりがいと共に、問題点も多く見つかりました。これから改善を重ね、次回以降に生かしていきたいです。」と話していました。
今回の取り組みにあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき市教育委員会やいわき市立第一小学校の皆様に深く御礼申し上げます。