教育コース

教育コース「特別支援学校と連携した交流学習」(いわき支援学校)開催!

2025年1月7日 08時11分
 本校では「教育コース」において、昨年度までの「小学校と連携した交流学習」に加え、今年度は中学校・特別支援学校との交流学習も実施しています。11月22日(金)は、いわき支援学校にご協力いただき、本校2学年のうち特別支援学校希望生徒12名がプログラムに参加しました。
 
★9時00分~ いわき支援学校到着
  いわき支援学校へ到着すると、玄関でいわき支援学校の生徒たちが出迎えてくれました。 
  本校生は皆感激した様子で、緊張も少し和らいだようでした。
  9時10分~ 交流学習スタート!
 今回の交流学習では、いわき支援学校の【作業学習】に参加させていただきました。
どの教室でも、互いに教えあったり、学びあったりする姿が見られました。
※各作業学習班
サービスワーク班(オフィスワーク部門)  サービスワーク班(品出し部門)  
サービスワーク班(ビルクリーニング部門) サービスワーク班(喫茶接遇部門) 
ハンドワーク班(レザークラフト部門)   ハンドワーク班(手工芸部門)   
ハンドワーク班(窯業部門)        リサイクル班 
 11時40分~ 終わりの集い
  体育館に集合し、【終わりの集い】を行いました。いわき支援学校の生徒が進行し、本校生は
  最後に一人一言ずつ感想を述べました。終始、あたたかい雰囲気で進行しました。
 12時00分~ 名残惜しいけれど……
  バスでいわき支援学校を出発する際、生徒たちが玄関先まで出てくれ、見送りをしてくれました。
  本校生もバスから手を振り返し、また来たいね、などと話し合っていました。
 
★生徒からの感想
・初めての特別支援学校訪問ということで緊張していましたが、生徒の皆さんが暖かく迎えてくださり、とても嬉しかったです。ビルクリーニングでは、手順や作業方法などがとても細かく、難しかったのですが、実際にお手本を見せてもらったことで、スムーズに進めることができました。新しい体験ができたことで、特別支援学校への関心がより高まりました。
・生徒の皆さんがとても元気よく、私も元気をもらいました。また、先生方には探究テーマに関する質問に答えていただき、とても参考になりました。この貴重な経験を無駄にせず、進路実現に向けてまずは探究活動を頑張っていきたいと思います。
・先生方が生徒一人一人に応じた教育を行っていると感じ、これからの進路を考えるうえで、参考になる点がたくさんありました。今日指導してくださった先生方と一緒に働けるよう、頑張ります!
・校内にある、例えば工具のようなものが、きちんと一カ所にまとめられていることに気付いた。夢に向かって頑張る同じ世代の生徒と交流できて、とても励みになった。
・二つの作業を、楽しく会話しながら行えました。今回の交流学習を通じて、私たちと変わらない、皆一緒なんだなと思いました。この学びをこれからの探究学習にいかしていきたいです。
 
  
 
 本校では、今後もこのような取組を続け、将来教育に携わりたいと思う生徒の希望を後押しして参ります。今回の取組にあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき支援学校の皆様方に深く御礼申し上げます。

教育コース「小学校と連携した交流学習」(いわき市立平第一小学校)が開催されました!

2024年11月25日 14時32分

本校では、「教育コース」において、昨年度から引き続き「小学校と連携した交流学習」を実施しています。さらに、今年度は中学校・特別支援学校との交流学習も実施しています11月18日(月)は第1回 平第一小学校との交流学習「いわき・さくらタイム」が開催されました。2学年「教育ゼミ」小中学校希望生徒18名が参加しました。1,2年生6クラスに3名ずつ入って、学校紹介をしました。

 

小学生に好きな教科を聞いてリラックスさせたり、分かりやすいパワーポイントの                                  スライドを作ったりしました。

 

 
  

真剣に話を聞いて、手を挙げて答えてくれました。

 

終わってからは多くの子どもたちに囲まれました。

「また来てね」のうれしい言葉を聞くことができました。

 

最後に校長先生よりお話をいただき、代表生徒から「大変貴重な時間を過ごすことができました。教員になることへの夢をさらにふくらませることができました」と、お礼の言葉を伝えました。

今回の取組にあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき市教育委員会や、いわき市立平第一小学校の皆様方に深く御礼申し上げます。

教育コース「中学校と連携した交流学習」(いわき市立平第一中学校)が開催されました!

2024年10月30日 13時46分

 本校では「教育コース」において、昨年度までの「小学校と連携した交流学習」に加え、今年度は中学校・特別支援学校との交流学習も実施しています。10月25日は、いわき市立平第一中学校にご協力いただき、本校2学年中学校希望生徒21名がプログラムに参加しました。

 

 今回は中学生への講話と懇談が主な内容ということで、はじめに小玉則子校長先生より、「高校の楽しさ・厳しさ」、「成功体験だけではなく、辛かったことや失敗をどう乗り越えてきたか」、「高校受験とどう向き合ってきたか」といった内容をぜひ中学生に教えてください、というお話がありました。

 

 次に、実際に2年生の各クラスに入り、自己紹介と高校生活についてのお話をしました。さまざまなテーマをもとに、自己開示をしていきました。

 

続いて、クラス内の各グループに一人ずつ入り、中学生からの質問に答えました。学習や部活動に関するものから、プライベートに関するものまで幅広い質問が寄せられました。

 

その後、各クラスでの質問内容・感想を参加者同士で共有しました。

「学校ごとの特色や雰囲気の違いを感じた。」「受験に関する質問が多くて、生徒の皆さんの意識の高さを感じた。是非頑張ってほしい。」などといった感想が聞かれました。

 

最後に、小玉則子校長先生より、本日の振り返りと本校生徒への感謝のお言葉をいただきました。

 

本校では、今後もこのような取組を続け、将来教育に携わりたいと思う生徒の希望を後押しして参ります。今回の取組にあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき市立平第一中学校の皆様方に深く御礼申し上げます。

教育コース「中学校と連携した交流学習」(いわき市立平第三中学校)が開催されました!

2024年10月30日 10時29分

 本校では「教育コース」において、昨年度までの「小学校と連携した交流学習」に加え、今年度は中学校・特別支援学校との交流学習も実施しています。10月23日は、いわき市立平第三中学校にご協力いただき、本校2学年中学校希望生徒24名がプログラムに参加しました。


 はじめに、渡邉貴彦校長先生より、教員のよろこびや目指すべき方向性についてご講話をいただきました。学校は未来を描く場所であることや常に学ぶ姿勢を持ち続けること、また、生徒を子ども扱いしないことなどを、生徒たちに語りかけるよ うにしてお話いただきました。


 次に、実際に中学校の授業に入り、授業補助を体験させていただきました。どの生徒も生き生きした表情で実施していました。

 

 最後に、平第三中学校の先生方に、それぞれのお立場で教員としてのやりがいや求められる資質などについてお話いただきました。質問に対しても丁寧に返答していただき、生徒たちも多くの気付きを得たようです。(写真左から、遠藤由莉先生、庄司祐汰先生、丸形詩歩先生)

 本校では、今後もこのような取組を続け、将来教育に携わりたいと思う生徒の希望を後押しして参ります。今回の取組にあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき市立平第三中学校の皆様方に深く御礼申し上げます。

「教育コース」いわき市教職員研修会を傍聴しました!

2024年10月2日 08時50分

地域と共にリーダーの育成を目指す磐城桜が丘高校

 

 「教育コース」の生徒たちは7月25日、いわき市教育委員会が主催する教職員研修会を傍聴し、

 教員の学び舎仕事について学習しました。「幼児教育講座」では、折り紙を使って子どもたちの感性を引き出す教材

 の作成や指導方法を学びました。また、「授業実践講座(音楽)」では、楽しみながらリズムに合わせ、体全体で表現する指導方法等を学びました。

 

                  〇 幼児教育講座

                  〇 授業実践講座(音楽)

【生徒の声】

・自分はあまり上手にできなかったが、参加されていた先生方がとてもうまかった。

・課題が簡単そうに思えたが、実際にやってみると意外と難しかったです。

・講師の先生が、子どもに合わせて楽しく授業していて、本当によりそっていると思いました。

「教育コース」いわき市総合教育会議を傍聴し、意見交換をさせていただきました!

2024年10月2日 08時31分

地域と共にリーダーの育成を目指す磐城桜が丘高校

 

 「教育コース」の生徒たちは8月8日、いわき市が主催するいわき市総合教育会議(協議事項:義務教育学校について)

 を傍聴し、その後、市長を始めとする会議構成員などと意見交換会を行いました。将来、教育関連の職に進むことを目指している教育コースの生徒たちにとって貴重な経験となりました。

意見交換をしている生徒たち

 市長との記念写真

【生徒の声】

・市長や教育長と直接お話しできたので、いい経験になりました。

・私も中1ギャップを経験したので、小学校と中学校の教育課程を統合した義務教育学校に

 とても興味を持ちました。

・ゲストスピーカーの先生が在籍する大崎市立古川西中学校では、地域の特色を生かして授業を

 しているので、地域の活性化につながるのではないかと思いました。

 

 

 

令和6年度「教育について考える 福島大学高校生セミナー」に参加しました!

2024年8月22日 16時29分

 8月20日(火)、福島大学にて開催された高校生セミナーに本校生47名が参加しました!

(福島県教育委員会・福島大学人間発達文化学類主催)

 

◆1年生対象

・講義① 「特別支援教育の視点から教育を考える」

      人間発達文化学類特別支援・生活科学コース 鶴巻 正子 教授

・大学生による図書館等案内

・講義② 「学校」とは何か?「教師」とは何か?

      人間発達文化学類教育実践コース 神山 真由 教授

  ◆2年生対象

模擬授業体験 希望校種・教科によって全12コースに分かれ、担当教授の指導のもと模擬授業を実施

 

 

◆今年は県内教育コース指定校から約300名の生徒が集まり、互いに刺激し合っていました。1年生は、

「特別支援教育」というこれまで意識してこなかった視点から教育全体を概観し、新たな気付きを得たよ

うです。また2年生は、模擬授業を実践することで、その難しさとともに奥深さも感じられたようです。

 本校教育コースでは、引き続き活動プログラムを計画し、生徒の夢実現を支援していきます。

 

学校の特色化・魅力化を伴う「教育コース」講演会

2024年5月15日 17時47分

 5月14日(火)、1・2学年を対象に「未来を拓く~福島県の教育の現状とこれからの教育」について、福島大学人間発達文化学類 准教授 鳴川哲也 氏に講演していただきました。

 鳴川先生は小学校理科の学習指導要領の作成に携わった先生であり、日本の教育の動向やICTを活用した深い学び等について分かりやすく話していただきました。生徒たちの教育への興味・関心が高まりました。

【生徒の声】

・学力の世界的な指標や、給与法の改正について初めて知り、日本の教育(教員)のイメージが変わった。

・先生にも得意不得意があり、それらを補い合っていることが分かった。

・予想もしない質問が返ってきた時の、鳴川先生の工夫が面白かった。先生も学び続けなければならないのだなと感じた。

 

 

教育コース「教育実習生との意見交換会」が開催されました!

2024年5月10日 15時19分

5月8日、15日に、教育コース最初のプログラム「教育実習生との意見交換会」が開かれました。1・2・3年生合わせ23名の生徒が参加し、教育実習生へ思い思いの質問を投げかけました。

 

質問A どんな教員になりたいと思っていますか?

質問B 教員になるとき一番苦労したことは何ですか?

質問C 将来の夢に向けて、高校生のころから頑張っていたこと、意識していたことはなんですか?

 

  50分2コマという短い時間でしたが、生徒それぞれに手応えを感じたようです。以下は、「特に印象に残ったことや勉強になったことを書いてください」というアンケートに書かれた記述の一部です。

 

感想A 先生になる志ができたと思います。大学への不安が減りました。

感想B 大学での生活や勉強法などを詳しく知ることができ、とても勉強になった。

感想C もともと教員になろうとおもっていたわけではなく、好きなことや専門性を生かすために教員を目指すことがあるということを知りました。

 

【磐城桜が丘高校】教育コース「小学校との交流学習」(いわき市立平第二小学校「縦割り班(ホーム)活動②」)が開催されました!

2023年12月21日 15時25分

 本校では今年度より「教育コース」がスタートし、将来、教師を目指す生徒たちが様々な教育プログラムにチャレンジしています。12月14日(木)はいわき市立平第二小学校にご協力いただき、2回目の交流学習を実施しました。

  まず初めに、小学生から歌とダンスを披露していただきました!児童たちの心温まる出迎えに、生徒たちは皆、胸を打たれたようでした。特に今回が初めての訪問だった生徒は、緊張を和らげることができました。

 その後各教室に移動し、縦割り班(ホーム)ごとに異なるイベントを体験しました。フルーツバスケットや風船を使ったバレーボールなど、どのホームも工夫を凝らした内容で、小学生高校生ともに笑顔あふれる時間となりました!

児童たちからの質問に答える生徒。「身長は?」との質問に「2メートル!!」と回答!

フルーツバスケットのお題で「色つきマスクの子!」と述べる生徒!

 

 今回の平第二小学校との交流学習では、事前に学びの手立てとして、大きく二つのことを示しました。一つは「観察」です。児童たちがその場面場面において、どのような表情を見せるのか。どのような感情を示すのか。また、担任の先生方はそれらに対し、どのように対応するのか。それらを観察し、知見を得ることを一つの手立てとしました。もう一つは「体感」です。教室の中で勉強できることもあれば、教室を出て、外部と接することで得られる学びもあります。多くを体験し、その中で多くの気付きを得る、それも今回の手立ての一つとしました。さて、それらを踏まえ、生徒たちは実際にどのような感想を抱いたのでしょうか。以下、生徒の感想の一部を載せます。

 

・フルーツバスケットで立ち止まってしまう児童に対して、担任の先生が「じゃあ先生が座っちゃおうかな?」と言葉をかけている場面がありました。強制するのではなく、きちんと子どもたちの気持ちを尊重して行動を促している点がとても参考になりました。

・様々な個性をもつ児童たちに触れあえて楽しかったです。私の体験したホームでは、先生方が困っている児童に対して、「お助けお助け!」と他の児童を向かわせていました。児童たちは、迷いながらも自分たちで解決しようしていました。先生方のこのような指導がとても勉強になりました。

・先生方が児童の学年や個性に応じて言葉かけを変えていたところが参考になりました。また、一年生から六年生までの縦割り班ということで、様々な成長の段階にある児童たちと触れあえて勉強になりました。私は将来小学校の先生になりたいので、今後にいかしたいと思います。

 

 夏から動き出した「小学校交流学習」も、今回で4回目となりました。延べで130名を超える生徒が参加しました。参加者には、具体的に教員を目指す者も広く「教育」に携わりたいという者もいましたが、活動を通じて、彼ら彼女らの間で次第に連帯が生まれ、一つの仲間意識が生まれたのが印象的でした。進路実現へ向けて、ぜひこの連帯を維持して欲しいと思います。また、具体的な体験の場が限られる中で、この教育コースが大きな気付きの契機になっていることが、生徒たちの振り返りシートからうかがえました。2024年1~3月は外部講師をお呼びし、ワークショップなどを開く予定です。それらを通じて、この一年の学びをまとめ、形にしていきたいと思います。

 本校では、今後もこのような取組を続け、将来教育に携わりたいと思う生徒の希望を後押しして参ります。今回の取組にあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき市立平第二小学校の皆様方に深く御礼申し上げます。