令和7年度教育課程実践検証協力校事業に係る公開授業【地理総合】
2025年9月25日 17時46分9月25日(木)、令和7年度教育課程実践検証協力校事業に係る公開授業が本校で行われました。文部科学省の小関祐之調査官にご来校いただき、星教諭が1学年の地理総合の授業を実施しました。
「1分で“避難の必要性”を理解してもらうにはどのような言葉がけが有効だろうか?」というテーマのもと、生徒は地震発生時、自身だけでなく他者に津波からの避難を促すために有効な声掛けを考えました。
○これまでの学習をもとに、まずは個人で説得方法を考えます。
○考えた内容で相手を説得できるかロールプレイング。逃げるのを拒否する先生の説得にもチャレンジ!
○ハザードマップや過去の震災での被害者のデータをもとに、さらに良い説得方法を考えます。
○最後はグループで、それぞれの説得方法を共有。
以下、授業を受けた生徒の感想を抜粋します。
・タブレットでハザードマップや被災データを確認しながら、よりよい説得方法を考えることができた。
・災害が起こった時に備えて、事前に声掛けを考えておくことの大切さを感じた。
・避難を拒否されることは想定していなかったので、どうすれば思いが伝わり逃げてもらえるかをこれからも考えていきたい。
○授業後には協議会が行われ、震災教育の実施方法やICT・AIの活用方法等が話し合われました。
今後とも、教員間での情報共有を盛んに行い、生徒により良い学びの場を提供できるよう努めて参ります。
小関調査官をはじめ、ご参集いただいた先生方、並びにオンラインでご参加いただいた先生方、誠にありがとうございました。