教育コース
学校の特色化・魅力化を伴う「教育コース」講演会
5月14日(火)、1・2学年を対象に「未来を拓く~福島県の教育の現状とこれからの教育」について、福島大学人間発達文化学類 准教授 鳴川哲也 氏に講演していただきました。
鳴川先生は小学校理科の学習指導要領の作成に携わった先生であり、日本の教育の動向やICTを活用した深い学び等について分かりやすく話していただきました。生徒たちの教育への興味・関心が高まりました。
【生徒の声】
・学力の世界的な指標や、給与法の改正について初めて知り、日本の教育(教員)のイメージが変わった。
・先生にも得意不得意があり、それらを補い合っていることが分かった。
・予想もしない質問が返ってきた時の、鳴川先生の工夫が面白かった。先生も学び続けなければならないのだなと感じた。
教育コース「教育実習生との意見交換会」が開催されました!
5月8日、15日に、教育コース最初のプログラム「教育実習生との意見交換会」が開かれました。1・2・3年生合わせ23名の生徒が参加し、教育実習生へ思い思いの質問を投げかけました。
質問A どんな教員になりたいと思っていますか?
質問B 教員になるとき一番苦労したことは何ですか?
質問C 将来の夢に向けて、高校生のころから頑張っていたこと、意識していたことはなんですか?
50分2コマという短い時間でしたが、生徒それぞれに手応えを感じたようです。以下は、「特に印象に残ったことや勉強になったことを書いてください」というアンケートに書かれた記述の一部です。
感想A 先生になる志ができたと思います。大学への不安が減りました。
感想B 大学での生活や勉強法などを詳しく知ることができ、とても勉強になった。
感想C もともと教員になろうとおもっていたわけではなく、好きなことや専門性を生かすために教員を目指すことがあるということを知りました。
【磐城桜が丘高校】教育コース「小学校との交流学習」(いわき市立平第二小学校「縦割り班(ホーム)活動②」)が開催されました!
本校では今年度より「教育コース」がスタートし、将来、教師を目指す生徒たちが様々な教育プログラムにチャレンジしています。12月14日(木)はいわき市立平第二小学校にご協力いただき、2回目の交流学習を実施しました。
まず初めに、小学生から歌とダンスを披露していただきました!児童たちの心温まる出迎えに、生徒たちは皆、胸を打たれたようでした。特に今回が初めての訪問だった生徒は、緊張を和らげることができました。
その後各教室に移動し、縦割り班(ホーム)ごとに異なるイベントを体験しました。フルーツバスケットや風船を使ったバレーボールなど、どのホームも工夫を凝らした内容で、小学生高校生ともに笑顔あふれる時間となりました!
児童たちからの質問に答える生徒。「身長は?」との質問に「2メートル!!」と回答!
フルーツバスケットのお題で「色つきマスクの子!」と述べる生徒!
今回の平第二小学校との交流学習では、事前に学びの手立てとして、大きく二つのことを示しました。一つは「観察」です。児童たちがその場面場面において、どのような表情を見せるのか。どのような感情を示すのか。また、担任の先生方はそれらに対し、どのように対応するのか。それらを観察し、知見を得ることを一つの手立てとしました。もう一つは「体感」です。教室の中で勉強できることもあれば、教室を出て、外部と接することで得られる学びもあります。多くを体験し、その中で多くの気付きを得る、それも今回の手立ての一つとしました。さて、それらを踏まえ、生徒たちは実際にどのような感想を抱いたのでしょうか。以下、生徒の感想の一部を載せます。
・フルーツバスケットで立ち止まってしまう児童に対して、担任の先生が「じゃあ先生が座っちゃおうかな?」と言葉をかけている場面がありました。強制するのではなく、きちんと子どもたちの気持ちを尊重して行動を促している点がとても参考になりました。
・様々な個性をもつ児童たちに触れあえて楽しかったです。私の体験したホームでは、先生方が困っている児童に対して、「お助けお助け!」と他の児童を向かわせていました。児童たちは、迷いながらも自分たちで解決しようしていました。先生方のこのような指導がとても勉強になりました。
・先生方が児童の学年や個性に応じて言葉かけを変えていたところが参考になりました。また、一年生から六年生までの縦割り班ということで、様々な成長の段階にある児童たちと触れあえて勉強になりました。私は将来小学校の先生になりたいので、今後にいかしたいと思います。
夏から動き出した「小学校交流学習」も、今回で4回目となりました。延べで130名を超える生徒が参加しました。参加者には、具体的に教員を目指す者も広く「教育」に携わりたいという者もいましたが、活動を通じて、彼ら彼女らの間で次第に連帯が生まれ、一つの仲間意識が生まれたのが印象的でした。進路実現へ向けて、ぜひこの連帯を維持して欲しいと思います。また、具体的な体験の場が限られる中で、この教育コースが大きな気付きの契機になっていることが、生徒たちの振り返りシートからうかがえました。2024年1~3月は外部講師をお呼びし、ワークショップなどを開く予定です。それらを通じて、この一年の学びをまとめ、形にしていきたいと思います。
本校では、今後もこのような取組を続け、将来教育に携わりたいと思う生徒の希望を後押しして参ります。今回の取組にあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき市立平第二小学校の皆様方に深く御礼申し上げます。
教育コース「小学校との交流学習」(いわき市立平第二小学校「縦割り班活動」)が開催されました!
本校では今年度より「教育コース」がスタートし、将来、教師を目指す生徒たちが様々な教育プログラムにチャレンジしています。11月9日(木)はいわき市立平第二小学校にご協力いただき、交流学習を実施しました。
安田茂校長からご挨拶をいただき、体育館で待機している1年生と歌と踊りでアイスブレイクを行いました。
縦割り班で各教室に入り、自己紹介をして、ゲームを始めました。高校生は教員のお手伝いや児童と一緒に活動し
ました。
あっという間の45分間でした。
以下、生徒の感想です。
・話しかけてくる子もいれば、話さない子もいて、班の子全員と話すのが難しかった。そのため、自分から進んで話しかけてみたら全員と話すことができたので良かった。また、だんだん心を開いてくれて、子供たちから話してくれることが増えたのでとてもうれしかった。
・コミュニケーションをとる事が一番難しかったです。1年生と接する時と5、6年生と接する時で、言葉遣いを変えたり、話題を変えたりするのが難しかったです。しかし、小学生が楽しそうにゲームをしているのを見て、かわいいなぁと感じました。
・みんなあたたかく迎えてくれて嬉しかったです。班活動ではゲームを楽しんでいる様子が見られました。終わったときに「また来てね」と言ってくれ、参加して良かったなと感じました。話せなかった子もいたことが反省点です。
引き続き、平第二小学校と連携事業を展開していきます。
次回は12月14日(木)です。
【磐城桜が丘】教育コース「小学校との交流学習」(いわき市立平第一小学校「いわきさくらタイム②」)が開催されました!
本校では今年度より「教育コース」がスタートし、将来、教師を目指す生徒たちが様々な教育プログラムにチャレンジしています。11月20日(月)はいわき市立平第一小学校にご協力いただき、2回目の交流学習を実施しました。
前回(10月23日)は給食後の30分間、1~3年生の児童に学校紹介を行いました。それを踏まえ、今回は各クラスでのレクリエーションの企画、運営を行いました。
交流会終了後、生徒も児童も生き生きとした表情を見せてくれました!
前回から一ヶ月という短い期間で、生徒たちはできる限りの準備をしてきました。その間、考査や部活動の大会などもあり、集まれない日はオンラインでデータを共有するなどして工夫しました。結果、レクリエーションの内容もバラエティに富んだものになりました。
今回、当初参加する予定ではなかった生徒も、前回の交流会を経て「またやりたい!」と手を挙げました。それほど児童たちとの触れ合いは、生徒たちにとって充実したものであったようです。この気持ちを忘れないよう、今後事後指導等を通じて体験を深めさせたいと考えております。
以下は生徒たちの感想です。
・2年生担当だったので、ルールが理解しやすく、かつ怪我の少ない遊びを考えることがとても難しかったです。
気をつけてほしい点を簡潔にまとめ、楽しく活動できるように工夫しました。
・終わった後に「楽しかった!またやりたい!」という声を聞くことができて、準備したかいがあったなと思いました。
また、私自身も、普段あまり接する機会のない小学生と関われてとても楽しかったです。
・児童への声掛けがとても大事だと感じました。また、時間配分やその時々の判断力も様々な活動の中で大事になるな
と感じました。自分よりも小さい子どもの相手をするので、話し方を変化させる必要もあると学びました。
・授業で基礎知識を学ぶことも大事だけれど、今回のような遊びの要素も大切にしていきたいと感じました。
その年代だからこその、「全力で楽しめること」があると思いました。
本校では、今後もこのような取組を続け、将来教育に携わりたいと思う生徒の希望を後押しして参ります。今回の取組にあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき市立平第一小学校の皆様方に深く御礼申し上げます。
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