教育コース
「教育コース」いわき市総合教育会議を傍聴し、意見交換をさせていただきました!
地域と共にリーダーの育成を目指す磐城桜が丘高校
「教育コース」の生徒たちは8月8日、いわき市が主催するいわき市総合教育会議(協議事項:義務教育学校について)
を傍聴し、その後、市長を始めとする会議構成員などと意見交換会を行いました。将来、教育関連の職に進むことを目指している教育コースの生徒たちにとって貴重な経験となりました。
意見交換をしている生徒たち
市長との記念写真
【生徒の声】
・市長や教育長と直接お話しできたので、いい経験になりました。
・私も中1ギャップを経験したので、小学校と中学校の教育課程を統合した義務教育学校に
とても興味を持ちました。
・ゲストスピーカーの先生が在籍する大崎市立古川西中学校では、地域の特色を生かして授業を
しているので、地域の活性化につながるのではないかと思いました。
令和6年度「教育について考える 福島大学高校生セミナー」に参加しました!
8月20日(火)、福島大学にて開催された高校生セミナーに本校生47名が参加しました!
(福島県教育委員会・福島大学人間発達文化学類主催)
◆1年生対象
・講義① 「特別支援教育の視点から教育を考える」
人間発達文化学類特別支援・生活科学コース 鶴巻 正子 教授
・大学生による図書館等案内
・講義② 「学校」とは何か?「教師」とは何か?
人間発達文化学類教育実践コース 神山 真由 教授
◆2年生対象
模擬授業体験 希望校種・教科によって全12コースに分かれ、担当教授の指導のもと模擬授業を実施
◆今年は県内教育コース指定校から約300名の生徒が集まり、互いに刺激し合っていました。1年生は、
「特別支援教育」というこれまで意識してこなかった視点から教育全体を概観し、新たな気付きを得たよ
うです。また2年生は、模擬授業を実践することで、その難しさとともに奥深さも感じられたようです。
本校教育コースでは、引き続き活動プログラムを計画し、生徒の夢実現を支援していきます。
学校の特色化・魅力化を伴う「教育コース」講演会
5月14日(火)、1・2学年を対象に「未来を拓く~福島県の教育の現状とこれからの教育」について、福島大学人間発達文化学類 准教授 鳴川哲也 氏に講演していただきました。
鳴川先生は小学校理科の学習指導要領の作成に携わった先生であり、日本の教育の動向やICTを活用した深い学び等について分かりやすく話していただきました。生徒たちの教育への興味・関心が高まりました。
【生徒の声】
・学力の世界的な指標や、給与法の改正について初めて知り、日本の教育(教員)のイメージが変わった。
・先生にも得意不得意があり、それらを補い合っていることが分かった。
・予想もしない質問が返ってきた時の、鳴川先生の工夫が面白かった。先生も学び続けなければならないのだなと感じた。
教育コース「教育実習生との意見交換会」が開催されました!
5月8日、15日に、教育コース最初のプログラム「教育実習生との意見交換会」が開かれました。1・2・3年生合わせ23名の生徒が参加し、教育実習生へ思い思いの質問を投げかけました。
質問A どんな教員になりたいと思っていますか?
質問B 教員になるとき一番苦労したことは何ですか?
質問C 将来の夢に向けて、高校生のころから頑張っていたこと、意識していたことはなんですか?
50分2コマという短い時間でしたが、生徒それぞれに手応えを感じたようです。以下は、「特に印象に残ったことや勉強になったことを書いてください」というアンケートに書かれた記述の一部です。
感想A 先生になる志ができたと思います。大学への不安が減りました。
感想B 大学での生活や勉強法などを詳しく知ることができ、とても勉強になった。
感想C もともと教員になろうとおもっていたわけではなく、好きなことや専門性を生かすために教員を目指すことがあるということを知りました。
【磐城桜が丘高校】教育コース「小学校との交流学習」(いわき市立平第二小学校「縦割り班(ホーム)活動②」)が開催されました!
本校では今年度より「教育コース」がスタートし、将来、教師を目指す生徒たちが様々な教育プログラムにチャレンジしています。12月14日(木)はいわき市立平第二小学校にご協力いただき、2回目の交流学習を実施しました。
まず初めに、小学生から歌とダンスを披露していただきました!児童たちの心温まる出迎えに、生徒たちは皆、胸を打たれたようでした。特に今回が初めての訪問だった生徒は、緊張を和らげることができました。
その後各教室に移動し、縦割り班(ホーム)ごとに異なるイベントを体験しました。フルーツバスケットや風船を使ったバレーボールなど、どのホームも工夫を凝らした内容で、小学生高校生ともに笑顔あふれる時間となりました!
児童たちからの質問に答える生徒。「身長は?」との質問に「2メートル!!」と回答!
フルーツバスケットのお題で「色つきマスクの子!」と述べる生徒!
今回の平第二小学校との交流学習では、事前に学びの手立てとして、大きく二つのことを示しました。一つは「観察」です。児童たちがその場面場面において、どのような表情を見せるのか。どのような感情を示すのか。また、担任の先生方はそれらに対し、どのように対応するのか。それらを観察し、知見を得ることを一つの手立てとしました。もう一つは「体感」です。教室の中で勉強できることもあれば、教室を出て、外部と接することで得られる学びもあります。多くを体験し、その中で多くの気付きを得る、それも今回の手立ての一つとしました。さて、それらを踏まえ、生徒たちは実際にどのような感想を抱いたのでしょうか。以下、生徒の感想の一部を載せます。
・フルーツバスケットで立ち止まってしまう児童に対して、担任の先生が「じゃあ先生が座っちゃおうかな?」と言葉をかけている場面がありました。強制するのではなく、きちんと子どもたちの気持ちを尊重して行動を促している点がとても参考になりました。
・様々な個性をもつ児童たちに触れあえて楽しかったです。私の体験したホームでは、先生方が困っている児童に対して、「お助けお助け!」と他の児童を向かわせていました。児童たちは、迷いながらも自分たちで解決しようしていました。先生方のこのような指導がとても勉強になりました。
・先生方が児童の学年や個性に応じて言葉かけを変えていたところが参考になりました。また、一年生から六年生までの縦割り班ということで、様々な成長の段階にある児童たちと触れあえて勉強になりました。私は将来小学校の先生になりたいので、今後にいかしたいと思います。
夏から動き出した「小学校交流学習」も、今回で4回目となりました。延べで130名を超える生徒が参加しました。参加者には、具体的に教員を目指す者も広く「教育」に携わりたいという者もいましたが、活動を通じて、彼ら彼女らの間で次第に連帯が生まれ、一つの仲間意識が生まれたのが印象的でした。進路実現へ向けて、ぜひこの連帯を維持して欲しいと思います。また、具体的な体験の場が限られる中で、この教育コースが大きな気付きの契機になっていることが、生徒たちの振り返りシートからうかがえました。2024年1~3月は外部講師をお呼びし、ワークショップなどを開く予定です。それらを通じて、この一年の学びをまとめ、形にしていきたいと思います。
本校では、今後もこのような取組を続け、将来教育に携わりたいと思う生徒の希望を後押しして参ります。今回の取組にあたり、多大なるご支援をいただきました、いわき市立平第二小学校の皆様方に深く御礼申し上げます。
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