2016年7月の記事一覧
部・局紹介(平成27年度 生徒会誌「あゆみ」より抜粋)
二年七組 伊藤 愼一
私たちサッカー部は、田野入清明先生、大川原聡先生、根本裕文先生、倉戸公大先生のご指導のもと日々練習に励んでいます。先日行われた全国高校サッカー選手権福島県予選では、私たちの目標にしているベスト4には及ばなかったものの、ベスト16
という成績を残すことができました。そしてその大会を最後に先輩方が引退し、新チームが動き始めた今、先輩方の存在がいかにチームの軸であり、大きなものであったかを痛感しています。
桜が丘サッカー部の目指しているサッカーはがむしゃらに攻撃や守備をすることではなく、相手を入念にスカウティングした上で、選手が頻繁にコミュニケーションを取りながらゴールに迫っていく攻撃スタイルと、相手をチーム全体で追い込み確実にボールを取りきる組織的な守備力を備えた「考えるサッカー」です。ですが現状、コミュニケーションをとることをあまり得意としない選手が私を含めて大半を占めています。ですから、普段の練習の時からどういうプレーがしたいのか強く周りに要求をして、イメージの共有ができるように努力しています。
また、放課後の午後練習だけでは練習量が足りないと思った私たちは、田野入先生に協力してもらい朝練をしています。公式戦ではイレギュラーのない天然芝や人工芝で試合をすることが多いので、それに対応するべく、グラウンドではなく体育館で練習をしています。
そして十一月に行われた新人戦ではチームが良い方向に機能せず、不甲斐ない結果に終わってしまいました。チームとしても個人としてもそれぞれに課題が見つかり、さらなる高みへステップアップするために一人一人の進化が問われているのだと思いました。失敗をばねにして成功に繋げることのできるチームが本当に強いチームです。桜が丘サッカー部が強いチームであるということを証明するために、これからの練習に真剣に取り組み、春の高体連に向けて日々精進したいと思います。
今私たちがこうやって純粋にサッカーを楽しむことができているのは、応援してくれている全ての人のおかげだと思います。その人たちのためにも、サッカーを楽しむことも大切ですが、もっと貪欲に結果を求めることが必要なのだと感じているので、目標に向かって頑張りたいと思います。
二年六組 谷平 早妃
私たち女子サッカー部は、田野入清明先生、根本裕文先生、大川原聡先生、倉戸公大先生のご指導のもと、三年生四名、二年生七名、一年生五名の計十六名で毎日元気に活動しています。
今年は、受験勉強で忙しい中、三名の三年生が、九月の選手権まで残ってくれました。夏休みの課外の合間や、模試を終えた後などでも、校庭に出てボールを蹴っている姿は、とてもかっこよく、私の見本となるものでした。
先輩方が引退し、新体制となった今、自分たちがチームを率いる側となり、改めて部をまとめることの難しさを実感しました。まとめることは、そう簡単ではないけれど、部員全員と協力しながら努力し一戦一戦、戦っていきたいです。
先日行われた新人戦。試合の前にしっかり話し合い、「目の前の相手との一対一で負けない」「前半、後半の入り方をしっかりする」「声を出す」などの目標をチーム全員で共有して戦いました。試合後には、何ができて、何ができていなかったのか、目標は達成されたのかをポジションごとに話し合いました。話し合うことでチームメイトがどう考えているのかを確認でき、より一層チームが一つになれたと思います。悔しい結果に終わってしまいましたが、三試合を通して、多くの課題が見つかりました。その課題をクリアできるように、相手との一対一やロングボールを蹴るなどの基礎練習を大切にしていきたいです。走りを重視し、相手に負けない体づくりをして、春先の高体連ではよい結果を残し、勝って笑えるように今後の練習に全力で励んでいきたいです。
経験者の少ない一、二年生にとって三年生の存在はとても大きいものでした。さくら先輩、郁未先輩、有里菜先輩、真美先輩と一緒にサッカーをした時間は私たちの宝物です。また一緒にサッカーができる日を楽しみにしています。先輩方に負けないように、毎日ご指導してくれる先生方、支えてくれる方々への感謝の気持ちを忘れずに、東北大会出場を目指して精一杯励んでいきます。「がんばるぞい!」
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