日誌

ソフトボール部

部・局紹介(平成27年度 生徒会誌「あゆみ」より抜粋)

ソフトボ^-ル部

 二年五組 長谷川華鈴

 私はソフトボール部のマネージャーをしています。皆さんはソフトボール部と聞いてどのような印象を持つでしょうか。私はチームが一丸となり、お互いを高め合っていくチームスポーツだと感じています。私が入部した理由は、興味・関心からでしたが、実際に練習や試合を見ていく中で、ソフトボールの楽しさを知りました。ソフトボールをあまり知らない方々にも、この競技の面白さを知ってもらいたいと思っています。

 私たちソフトボール部は、顧問の門馬先生、梅澤先生の熱いご指導のもと、「地区大会優勝」「県大会ベスト8以上」「勉強と部活の両立」を目標とし、少ない人数ではありますが日々の練習に励んでいます。

 三年生の先輩方は昨年に引き続き、今年も県総体まで出場し、最後の最後まで諦めずに頑張る姿を私たちに見せてくれました。そして、最後までやりきるという最上級生の在り方を行動で示してくれました。セカンドでキャプテンである葉月さんは四番バッターであり、チームの大黒柱でした。練習や試合に関わらず、いつも大きな声を出し、陰で人一倍練習して、チームを引っ張ってくれました。ファーストで三番バッターの麻緒さんは、持ち前の体の柔らかさでどんな送球も止めてくれました。そして、対光洋高校戦では誰よりも闘志を燃やし、「負ける気がしない!」という宣言通り、ヒットを打った姿は今でも忘れられません。そんな一面もある一方、未熟な私たちを陰で支えてくれた、まさに縁の下の力持ちの副キャプテンでした。キャッチャーで二番バッターのかほさんは、副キャプテンでチームのムードメーカーでした。キャッチャーという守備の要である難しいポジションを、チームのために最後までやりきってくれました。また、チーム一の俊足で出塁や盗塁を何度も成功させ、チームを勝利へと導いてくれました。そして、先輩方はプレー以外でも日常生活や勉強面で見習うことばかりであり、常に私たちのお手本でした。

 そんな頼れる先輩方が引退し、半年以上が過ぎました。三年生のいない練習や大会は、私たちがいかに先輩方に頼っていたかを痛感するばかりで、三年生の存在の大きさを改めて実感しています。そんな中、私たちは新人戦の県大会で目標としていたベスト8という結果を残すことができました。数字だけ見ると目標は達成しているように見えますが、ベスト4をかけた試合は福島東稜高校に大差で負け、ベスト4への壁は厚いと身をもって感じました。また、昨年に引き続き地区大会も決勝までいくものの、二位で終わり目標達成までのあと一歩が遠いと感じました。そして今、夏の大会へ向け、体作りや基礎を中心とした練習をしています。地道な練習も明るく元気な一年生のおかげで、あっという間に時間が過ぎていると感じるくらい楽しく行っています。さらに、皆がライバルだと意識し競争することや、学年問わず注意し合うことで互いに切磋琢磨し、技術面や精神面の向上を目指しています。日常生活では、周りを見て行動できるようになるため、自ら進んでHR長や体育教科委員などの役職に就いています。そして、先輩方が部活の様子を見に来てくださった時に、少しでも成長した姿を見せたいと思います。

 最後に、良い環境でソフトボールができるのも先輩方や先生方、保護者の方々の協力があってこそだと感じています。感謝の気持ちを忘れず、磐城桜が丘ソフトボール部としての自覚と誇りを持って、夏の大会へ向け時間を無駄にせず、練習に励んでいきたいです。


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