「桜丘会館」が登録文化財に

昭和13年に竣工された桜丘会館が国の登録文化財に正式に決定され、福島民報、福島民友、いわき民報、朝日新聞、読売に紹介されました。経緯については近日中にお知らせいたします。磐城女子高校時代の小田講堂も銀杏並木も無くなってしまっただけに桜丘会館の存在は大きく、まさに母校のランドマークとなり、しかも登録文化財になったことは最高の喜びです。

 文化庁の文化審議会は11月15日(金)、建造物220件を登録有形文化財に、新たに指定するよう下村博文文部科学相に答申しました。近く告示され、正式決定します。これをうけて、旧磐城高等女学校の図書館兼同窓会館の『桜丘会館』も新たに登録されます。

 『桜丘会館』は皇紀2600年(昭和15年)並びに創立25周年記念事業として計画されたものであり、昭和13年に建てられました。丸窓や欠円アーチの縦長窓などが、建設当時の建築潮流を示しています。過去には、部活動の合宿や箏曲部の活動場所として使用されていました。

上の写真は文化庁から送られた登録証です。