教育コース

教育コース「特別支援学校と連携した交流学習」(いわき支援学校)の開催について

2025年12月8日 07時45分

教育コースでは、教育に携わる職業への理解や思いを深めることを目的として、いわき市内の小・中・特別支援学校様のご協力のもと交流学習を実施して参ります。

今回、いわき支援学校との交流学習を実施いたしましたので、ご報告いたします。

■日 時:11月21日(金)9:00~12:00

■場 所:福島県立いわき支援学校

■参加者:本校教育コース(教育ゼミ)2学年15名

■内 容:

教育コースの生徒たちは本プログラムの参加にあたって、10月中旬に事前学習としていわき支援学校高等部の先生からお話をいただきました(事前学習では、「特別支援学校」について、「いわき支援学校の紹介」、「市内における特別支援を要する児童・生徒数の状況」等を伺いました)。

★★交流学習当日★★

 9:00 いわき支援学校到着(玄関先でいわき支援学校の生徒たちが出迎えてくれました。)

 9:10~10:25 作業学習体験①、10:40~11:40 作業学習体験②

交流学習では”作業学習”に参加させていただきました。

・各作業学習班の紹介:生徒は各部門に分かれて活動しました。

サービスワーク班(オフィスワーク部門) サービスワーク班(品出し部門)
サービスワーク班(ビルクリーニング部門) サービスワーク班(喫茶接遇部門)
ハンドワーク班(窯業部門) ハンドワーク班(レザークラフト部門)
ハンドワーク班(手工芸部門) リサイクル班

・活動の様子(抜粋)

 IMGP0162 オフィスワーク部門

 IMGP0148 ビルクリーニング部門

IMGP0156 窯業部門

IMGP0169 手芸部門

IMGP0208 終わりの集い

作業学習体験後は、体育館に集合し「終わりの集い」を行いました。生徒達は活動した感想について1人ずつ述べ、交流をふり返っていました。

★★交流学習の生徒感想(抜粋)★★

・生徒さん方が親切に作業内容を教えてくれたので、楽しく交流することができました。

・いわき支援学校の生徒さんは、社会の一員としての意識が高く、みんな優しく尊敬できるところがたくさんありました。同年代のはずですが、自分よりもずっと大人だなと感じました。

・今回の交流会は、自分が将来、教員として働くうえで忘れられない経験となった。自分が教員になっても、”生徒とも共に学びを得ることのできる先生”に私はなりたいと強く思いました。

・作業学習の中で、先生方が生徒が前向きになるような言葉掛けや、生徒一人一人の個性と真剣に向き合っている姿を間近で見ることができ、生徒にとって先生の存在はとても大切なのだと実感しました。

・先生方が生徒個々の様子を見て、細やかな点にも目を向けて対応していたり、教室内外の物品を定位置に置くなど、児童・生徒が過ごしやすく、混乱しないようにしていると感じました。

・いわき支援の生徒さんが作業学習の中で一生懸命目標を達成しようとする姿を見て、私も自分の進路目標に向けて頑張らなければならないと感じました。

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今回の交流学習に際しまして、いわき支援学校の教職員の皆様、本校生徒たちに丁寧・親切に対応いただきました生徒の皆さんに改めまして感謝申し上げます。ありがとうございます。